2018年6月例会 活動報告

こんにちは。
東京インフィニティ6月例会ブログ担当Sです。

今月の例会の重要なテーマは「次期写真展のテーマ決め」と「5月お泊り撮影会の組写真作品講評」の2つです。

 

都電荒川線撮影会入賞者表彰式

 

重要議題に入る前に、前撮影会の上位入賞者の表彰式です。

 

第1位はWさん。

1位入賞の副賞は120ポイント!賞の内容が値下がりしたとかしないとか..どうなんでしょうか?
入賞したことがないのでよくわかりません!

次は上位入賞常連のKさんです。

 

 

自信に満ちた表情で賞金のポチ袋を見せてくれました。

続いて独特の作風のYさんと、こちらも入賞常連、安定した実力のNさん。

 

 

「中野会」写真展「なかののなかの」開催のお知らせ

 

 

中野駅周辺でよく飲んでいるという、東京インフィニティの仲良しメンバー「中野会」有志が写真展を行います。
会場は本社・中野のカメラ周辺機器メーカー、ケンコー・トキナー内のミニギャラリーです。

6/18より7/21まで約1ヶ月のロングラン展示、その名も「なかののなかの」。

 

 

どんな中野を見せてくれるのか楽しみです。

 

小澤先生親子、カメラマン&モデルで親子初仕事

 

 

現在上野動物園で手に入る「みんなの上野動物園」というフリーペーパーに「うちの子の動物園写真館」という企画記事が掲載されています。
撮影担当は小澤先生、誌面に登場するちびっこは先生のお子さんのそらちゃん。

 

カメラマンよりちびっこモデルの方がギャラが高いそうです!

 

 

※フリーペーパー「みんなの上野動物園」は上野動物園内の他、キヤノンデジタルハウスでも入手可能だそうです。

 

 

次期写真展のテーマを会員全員で選出

 

 

次の写真展をどのようなテーマにするか?
本日のメイン議題です。

事前に会員が考えたテーマが46個あります。

 

来年開催の写真展に向けて、今後の会の活動の中心、各自の撮影する作品の中心となるものですから、いい加減な決め方はできません。

 

1時間半の時間を取り、じっくりと決めて行きました。
この時用いたのは大胆かつ民主的な手法です。

 

 

46の中からまず抽選で5つに絞ります。
その後議論を重ねた上で3つ、2つとさらに絞り、最後に1つに決めるという方法です。

 

 

最初の5つに絞り込んだ後、各テーマの持つ意味や拡がり、各自の撮影可能性についてじっくりと話し合う時間を持ちました。

 

 

というのも、今回の写真展については、「誰かが決めた」という他人事な姿勢ではなく、「自分で決めた」という主体的な気持ちで、全てのメンバーに取り組んで欲しいという強い思いを、小澤先生が持っていたからです。

 

 

目標設定を間違えると頑張りが効きませんので、ここは非常に重要なプロセスです。
ただグループ展のジレンマは、共同作業である以上、完全に純粋に個人的なテーマを追求できないことです。

限界がある中での現実的な解として、役員会は今回の決定プロセスを選びました。

 

 

熱く議論が交わされた後、テーマが決定されたのですが…今回も簡単に撮れるようなテーマとはならなかったのです。

 

 

最後に決戦に残った2つのテーマは、撮りやすさで言えば対象的なものでした。
議論の途中で「このテーマで写真展を行う写真家を誰かイメージできるか?」という方向で考えてみました。

一方については名を告げれば「ああ!」とお名前と作品を思い出せる作家が何名か、 もう一方は「..う〜ん….」と多くの人が納得するような方はほぼ浮かんで来ない、そんな2つが残りました。

 

 

さてどちらにしようか迷う中、メンバーの方向性を決定付けたのは、おそらく小澤先生の下記の言葉です。

「キヤノンギャラリーの公募に応募した前回とは異なり、今度の写真展においては通さなくてはならない関門や条件はない。」
「つまり、背伸びして、チャレンジして、失敗したところで失うものは何もなし。」
(いや、写真展出品にかかるお金は失いますが..)

この言葉を聞いた後、おそらく多くのメンバーは、簡単に撮れそうな方ではなく困難でチャレンジが必要で失敗するかもしれない方を選択したのです。

 

 

「簡単じゃない方を選ぶ」
それが東京インフィニティというフォトクラブの個性なのかもしれませんね。

 

枚数制限なし組写真講評会

 

さて休憩をはさみましてもう一つのメイン活動、各自の組写真講評会です。
今月は名簿降順で発表して行きました。

 

Wさん

 

撮影する時間がなく、数年前にEOS学園在学中に撮影した作品をお持ちになりました。
水に写ったスカイツリーの歪み方が不思議な印象を感じさせる、Wさんの感性が光る作品でした。

 

男性Yさん

 

パノラマ合成、真円合成といったみんなが「どうやるの?」と感心してしまう作品群はPhotoshopを使って仕上げたものでした。
素晴らしいフォトショ加工技術です。今度Photoshop講座を開いてもらいたいです。

 

女性Y口さん

 

 特に色はいじっていないということですが、色調、トーンともに揃っていて、余人を寄せ付けない独特の視点、作風です。どことなくGotoAki先生を想起させる作品。

撮影地はお泊り撮影会の上田ということですが、上田の地を全く感じさせません。

 

女性Y生さん

 

仕事の合間のわずか10分ほどの間に撮影したというモノクロ写真。
ヨーロッパの香り漂う、光と影を活かしたおしゃれでカッコイイ作品でした。

 

Mさん


 

 

上田お泊り撮影会での組写真作品です。
2組を用意してくれました。足を切り取った一枚が印象的です。

 

 

 

Fさん

 

上田お泊まり撮影会での作品による3枚の組写真。
組み写真のお手本になる仕上がりでした。

 

Bさん

 

こちらも上田お泊り撮影会での組写真作品です。

 

 

無生物と生物を並べた組み写真がユニークで楽しいです。

 

N岡さん

 

何十年もご自身で使ってきたという、台所道具たちを撮影した組写真。

 

 

光の使い方、画面の切り取り方が秀逸です。
スクエアなアスペクト比も作品に合っています。

 

 

このままポストカードにできそうですね。

 

 

Nらさん

 

近頃蓮を撮影することが多いのだそう。

 

 

モノクロの階調が美しく、見事です。

 

N村さん

 

上田お泊り撮影会のモノクロ組写真。

 

 

 N村さんも足を切り取っています。よほど印象的な足だったのですね。

 

 

Tさん

 

上田お泊り撮影会のカラー組作品。

 

 

赤いおべべのお地蔵さんを含めるか含めないか?

 

 

赤は強い色なので、入れた場合に他が沈む恐れがあります。

 

 

最終的に入れない方に落ち着きました。

 

Dさん

 

こちらは赤を強調した組作品。

 


 

赤を残し、他の色味を抜いてモノクロ化しています。

 

男性S田さん

 

作品数がすごい!いろんなものに心惹かれるのですね。
感受性が素晴らしい。

 

 

私の作品

 

奥多摩にネイチャーフォトの練習に行った習作です。
組もうとすると意外とバリエーションが少なく、ワンパターンな撮影しかしていなかったことがわかりました。

 

男性S藤さん

 

A3サイズのプリント!圧巻です。
S籐さんはいつもチャレンジングな作品でみんなを驚かせます。

 

 

男性S藤さん

 

これは独特の空気感が漂う組作品ですね。

 

 

「斉藤風」と呼ばれる彩度を落とした仕上げが生きています。

 

K林さん

 

京都の興福寺で撮影されたそうです。

 

 

体をくねらせたような少女の後ろ姿にほんのりとした色気を感じます。
こういう一瞬を切り取るのがとてもお上手。

 

 

K口さん

 

かっこいい系写真が得意なK口さん。
抽象度の少ない一枚は含めない方が良かったかも。

 

 

最初に出した2枚で完成形としました。

 

 

Oさん


 

城南島で撮影した作品だそうです。

 

 

 城南島には1日中入れるエリアと、時間が来ると閉まるエリアがあり、時間で入場制限される方で撮られたとのことです。

 

 

I田さん

 

カンボジアで撮影した組と、東京で撮影した組の2種類。

 

 

お尻と足がお好きなのだそうです(笑

 

 

作品に滲み出ています。

 

I川さん

 

江ノ島西浜で撮影した作品。
雲の形、色、砂浜に出来た穴の階調も素晴らしい。

 

 

江ノ島にこの時間にいても、なかなかこのようなフォトジェニックな状態に遭遇しないのですが、狙って行ったわけではなく、たまたま行った日がこんな雲の日だったそうです。

うらやましい!

 

 

I部さん

 

この切り取り、迫り方、独特です。
こちらもお泊り撮影会での作品。

 

 

紫はもう少し落としても良かったかも?という意見がありました。

 

 

I関さん

 

旅情感あふれる作品です。

 

 駅名が流れてしまったのは意図とは違うとのことですが、それがかえって見た人の想像を掻き立てます。

 

最後に小澤先生の作品


 

お泊り撮影会に会員とともに参加した小澤先生が持っていった機材は、なんとEOS Kiss M+EF-M 22mm F2.0単焦点レンズ1本のみ、という潔さです。

その22mm単焦点で撮影した組作品がこちらです。

 

 

おお。 今回、組写真を撮影するにあたり、 「真田の里の古めかしさを表現する」と決めて撮っていったとのこと。
撮影と仕上げのポイントをいくつか教えていただきました。

 

 

  • ボケ度をコントロールする
  • 黄色を足す
  • 周辺光量を落とす
  • 粒状感を足す
  • 斉藤風を足す(彩度を下げる)
  • マット寄りの紙でプリントする

 

解説します。
今回使った単焦点レンズは2.0まで開放にできるレンズですが、4点ともそれほど開かずに撮影しています。

だいたい3.5から5.6くらいの絞り値です。

 

というのも、全体の中に一点だけボケの強い写真が入ってしまうと調和が取れず、見た人に違和感を感じさせてしまうからなのだそうです。
よってそのような写真は今回の組の中に選ばないようにしています。

 

「古めかしさ」の演出にボケは必要ないという判断なのでしょう。

 

 

用紙の表現にもこだわっており、光沢寄りの「スムーズフォトペーパー」とマット寄りの「ソフトグロス」を比べて、実際に両方にプリントしています。

プリントしたものを目で見た後、古めかしさの演出にはマットな方がいいと判断し、マット寄りの「ソフトグロス」を選んでいます。 実際に試した上でより良い方を選んでいるのです。

多くのこだわりの結果作られたプリントからは、真田の里の古めかしさがじわっと伝わってきました。

 

 

最後に集合写真。

 

 

本日も頑張りました!