下期宇都宮宿泊撮影会の報告(1日目)

開催日時:2024年11月9~10日(土~日)
久し振りの宿泊撮影会の復活です。運営担当の方々が色々調べ、誠に有難いことに事前の現地確認を自費で重ねて練りに練ってくださったこの素敵な撮影会をとても楽しみにしていました。宇都宮には何があるのか?有名なのは餃子だけじゃないぞ!!興味津々でスタートです。

<1日目>
9:20宇都宮駅に集合。直近で体調を崩され参加を取りやめた方が続出したのはとても残念でしたが、その方々の分までしっかり撮影して、充実した撮影旅行にすることとしましょう。貸切バスで出発です。
ところで、撮影テーマは『階調』です。う~ん・・・何をどう撮れば良いのかと半分頭の中が混沌としたまま最初の撮影地「カネホン採石場」に向かいました。

宇都宮と言えば「大谷石」が有名ですが、露天掘りの中に足を踏み入れて見学できるとは思っていませんでした。
坑内に入る前に高台で説明を受けましたが、中本さんが見学に来られた時はまだ埋め立て前で、様子が異なっていたと伺がって驚きました。採掘した水際まで降りられるが、地盤が緩いので足を取られないように撮影は自己責任で行ってくださいとのこと。全員白いヘルメットを被り、腕に入坑チェックの青い紙のリストバンドをして露天掘りの採掘場に降りていきました。掘削断面の重なりに射す日の光が美しい!これを『階調』とみなして伝わる写真が撮れたでしょうか?!

トイレをお借りしましたが、当然大谷石で、何とも野性的な雰囲気でした。

帰り際、幼児の集団がバケツを持って並んでいたので見せてもらったら、宝探しで天然石を掘り当てたようです。

さて、次は「若竹の杜 若山農場」で昼食と竹林の撮影です。竹の現代アートの数々も彼方此方にデザインされていました。竹林のテント張りの下でとても美味しい栗ご飯を賞味できました。

ゆったりと自由に足を踏み入れることができる広い趣のある心地よい杜で、野趣に富んだとても素敵な場所でした。清掃が行き届き、トイレにも竹の風情が漂っていました。

竹の容器でのお抹茶とそこで撮れた栗のお菓子を撮影の合間にいただき、撮影の締めにモンブランのデザートも見逃すわけはありませんね~

この後、日帰り参加の松村さん関さん、前泊で頑張った平石さんとは宇都宮駅でお別れし、宿泊先の宿坊「古峰神社」へ向かいました。バスに揺られてウトウトしているうちに辺りは真っ暗、山中は寒いのでしっかり着込んでバスを降り、キンキンに冷えた中、暗い夜道をちょっと先に見える神社の入口らしき明かりを目指して歩きました。(真っ暗なので外観の写真は撮っていません)
中はピカピカ廊下が続き、部屋が驚くほど広いので、キョロキョロしつつ、先ずは夕食(精進料理)に直行。

夕食とお風呂の後は、お題の『階調』とは何ぞや?!小澤顧問は、スマホ検索で出てくる「階調」について、これはどう?こっちは??・・・とミニ講義を開いてくださいました(#^^#)

ここは宿坊、10時消灯なので、翌日早朝の古峰神社の庭園撮影に向けて、就寝しました。
(1日目ブログ担当:礒部)